リフレッシュしたいときにオススメなのが暖かい南方の地域への旅行です。人気の沖縄旅行では、離島にも足をのばしている人が少なくありません。日本国内でありながら、まるで海外旅行をしているかのようなエキゾチックな旅を楽しむことができます。美味しい沖縄料理にアクティビティ、珍しい生物など沖縄でしか楽しめないことを経験するのは素敵な思い出になるのではないでしょうか。そんな沖縄旅行で一度は行きたい人気の離島をいくつかご紹介します。
沖縄の離島に旅行するならここ!といわれているほど人気の「石垣島」は本島と西表島に次いで3番目に大きな離島です。本州からの直行便もいくつか出ており、アクセスしやすいです。島とはいえ、1周しようと思えば車でも3時間はかかる広さがありますので、レンタカーやタクシーを利用するのがオススメです。石垣島の最北端にある平久保崎は沖縄の美しいエメラルドグリーンの海を眺めることができ、白亜の灯台の存在もあって、まるで一つの絵画のようです
川平湾では川平公園の中を散策したり、写真撮影をしたりするのも良いでしょう。公園内には遊歩道があるので移動もしやすいです。公園へ行ったら、展望台まで足を運んで川平湾全体の写真を撮るのが人気です。美しいハイビスカスを風景の中に入れて撮影すると、個性的な石垣島の写真が撮れます
そして、せっかく石垣島へ出かけるのならば大人気のダイビングを楽しむのが定番です。4月から11月にかけての時期は比較的海が穏やかなので、初心者でもダイビングを楽しめます。特に9月から10月にかけてはダイバーにとっての憧れである「マンタ」に会えるチャンスが多いです。とても近い距離でマンタと一緒に泳ぐことができるので、時間があればチャレンジしてみるのも面白いですよ。
本島から300kmほど離れた場所に浮かぶ宮古島は、沖縄の離島の中でも1、2を争うほどの海の透明度が有名です。「与那覇前浜」は7kmも続く白い砂浜と海が東洋一の美しさといわれているほどの絶景です。オススメは人気のマーメイドの姿になって撮影できる体験や至近距離でウミガメと泳ぐことができるウミガメシュノーケルです。この2つは宮古島で一度は体験しておきたいマリンアクティビティです。ビーチにはシャワーや更衣室などが用意されており、特に女性にとって嬉しい工夫がされています。さらに、海の家ではバーベキューをしながら美しい宮古島の海を眺められます
また、国の名勝に指定されている「東平安名崎」からは東シナ海と太平洋の両方を眺めることができます。オススメは先端部にある平安名埼灯台から見ることができるほぼ360度の水平線です。こういった景観はめったに見られるものではないので、素敵な記念になりますよ。干潮にタイミングを合わせて出かければ、沖縄ならではの珊瑚礁が広がっている迫力ある光景を楽しめます。「東平安名崎」の少し手前にはパンプキンホールと呼ばれる鍾乳洞があるので、そちらを体験するのも面白いですよ。鍾乳洞の中には巨大なパンプキンのような鍾乳石があるので、写真撮影にもぴったりです。
日本で最南端にある離島が「波照間島」です。石垣島から高速船にのって1時間ほどの場所にあり、島のほとんどがサトウキビ畑になっています。そして波照間島といえば、500人あまりいるという島民より多いとされているヤギです。飼育されているヤギもいるのですが、野生のヤギも多く、全て合わせると1000頭以上もいるそうです。この島へ出かけたら、ハテルマブルーと呼ばれている海を体験するのがオススメですよ。特に女性に人気なのが「ニシ浜」です。八重山列島でも上位に入るという美しいビーチで、一人旅をする女性にも人気のスポットとなっています
ニシ浜から自転車で20分ほど走ると、「日本最南端の碑」がある高那崎へ辿り着きます。せっかく波照間島まで来たら、ここで写真撮影をするのはマストとされているほど多くの人が記念撮影をしているスポットです。岬の先端まで歩き、海を眺めてみると運が良ければ近くを泳ぐイラブチャーと地元では呼ばれているアオブダイの姿を見ることもできます
そして日本最南端の郵便局「波照間郵便局」も訪れておきたい場所です。郵便局なので土・日曜日はお休みですが、平日は観光スポットとして人気となっています。その理由は、この郵便局で手紙などを出すと最南端の碑を描いた風景印が消印に押されるからです。
オススメの沖縄の離島グルメはいろいろとありますが、石垣島ならゆし豆腐の「とうふの比嘉」や新鮮な魚介を使う「マルハ鮮魚」というお店は人気ですよ。「とうふの比嘉」は島の中心地から少し離れた場所にありますが、出来たてのゆし豆腐を使った朝食はとても有名で、朝からたくさんの人が訪れます。創業60年の歴史を誇る豆腐専門店で、食堂と製造工場が併設されているのでいつでも新鮮な豆腐を食べることができるのです。メニューの中でも「ゆし豆腐セット」はボリュームがあって、おなかいっぱいになります
「マルハ鮮魚」は離島ターミナルの前にあるお店で、マグロを主に扱っているため、マグロの刺身は食べてみる価値ありです。マグロの刺身はワンコインで購入できるので、店頭の飲食スペースでビールと共に食べている人をよく見かけます。石垣島はマグロの回遊コースに位置しているため、1年中美味しくて新鮮なマグロを食べることができるのも魅力なのです
宮古島では南国ムードいっぱいのカフェ「パニパニ」へ出かけてみましょう。宮古島近くの来間島にあるカフェで、南国気分を味わいたい方にはとても人気です。このカフェでは紫色が鮮やかなドラゴンバナナスムージーがフォトジェニックだと大人気となっています。マンゴー系のドリンクやスイーツも好評ですよ。おなかがすいたら、「島おでんたから」で名物のおでんを堪能するのがオススメです。沖縄のおでんではテビチと呼ばれる豚の足が欠かせません。テビチの上に緑鮮やかな菜っ葉をのせたら、沖縄風おでんの出来上がりです。そして締めにはおろしにんにくバターたっぷりのステーキを食べるのが宮古島流です。
沖縄は本島の観光をするのもとても楽しめますが、地元の雰囲気をさらに感じることができる離島で過ごすのも面白いですよ。特に海の美しさは言葉にあらわすことができない程です。美味しい沖縄グルメや自然いっぱいの離島は日常では体験できない思い出作りにぴったりです。