12月の沖縄の海は夏よりも透明度が高くて、シュノーケリングやダイビングをするのに最適な季節であることを知っていますか。マリンスポーツだけではなく各地でクリスマスイベントも開催されるため、12月の沖縄は夏と冬の遊びが両方楽しめてお得です。ニーズツアーのスタッフが、12月の沖縄の気候やおすすめの服装やクリスマスイベント、マリンスポーツの楽しみ方をご紹介します。冬の沖縄に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
沖縄では鉄道網が発達していません。そのため、沖縄に住んでいる方は自動車を主な移動手段としています。観光客もレンタカーで移動することが多く、沖縄では通常のレンタカーナンバー「わ」のほか、「れ」ナンバーも良く見かけるほどレンタカーの台数が多いのです。レンタカーのメリットは自由に旅程を設定できること。また、各自の荷物や、増えてしまいがちなお土産も手軽に運ぶことができます。デメリットは渋滞に巻き込まれたり、道に迷ってしまったりする可能性があること。特に那覇市街地から周辺にかけては、朝や夕方の時間帯を中心に渋滞が発生するので、計画を立てるときには余裕を見ておきましょう。シーズン中の国際通りエリアなどは、駐車場が満車になってしまうことが多いので注意が必要です。
運転免許証を持っていない人やペーパードライバーのため運転を避けたい人は、バスでの移動を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。路線バスのほか、主要な観光地を巡る定期観光バスがあります。首里城や平和祈念公園や、美ら海水族館といった主要な観光地はコースに含まれていることが多いので、チェックしてみてください。定期観光バスは一緒に旅行に行く人の興味のある分野や所要時間に応じて選ぶことができ、自動車を運転するストレスからも解放される点が魅力ですね。沖縄では路線バスも運行されているので、目的地によっては路線バスでの移動もいいでしょう。ただし、路線バスを利用する際には、運行時刻が決まっているうえに、道路状況によって遅延する可能性があるので要注意。余裕のあるプランを立てておくことをおすすめします。
那覇市内の移動なら、ゆいレールもおすすめです。ゆいレールというのはモノレールの路線で、那覇空港から首里城近くの首里駅まで敷設されています。観光客にとって嬉しいのは、那覇空港からすぐに乗ることができる点。ゆいレール沿いには繁華街である国際通りもあり、ホテルも多く存在しています。空港に着いてから、ひとまずホテルに移動してチェックイン。それから市内観光を楽しむといったプランも立てやすいですね。ゆいレールの利点は、何といっても渋滞が無いこと。移動にかかる時間が正確に読めるので、帰路に空港まで行くときなどはとても重宝します。また、モノレールならではの景色も一見の価値があります。南国情緒が感じられる住宅の様子や街路樹など、高所を通るモノレールならではの風景も楽しむことができます。
自分で自動車の運転はしたくないけれども、自由度の高い旅程を組みたい。そんな場合には観光タクシーの利用も検討してみてはいかがでしょうか。観光タクシーとは、タクシーの運転手さんが観光ガイドをしつつ、希望の場所を周ってくれるというもの。料金はタクシー1台あたりの金額となり、依頼する時間によって料金が変わってきます。たとえば、7時間で2万円の料金だった場合、5人で乗車すれば一人あたり4,000円の負担で済むということ。定額制なので、時間内であれば好きなところを周ることができます。何より嬉しいのは、地元に詳しいタクシー運転手さんがガイドまでしてくれることです。美味しいお店や、穴場スポットを教えてくれる可能性もあるのが魅力です。
沖縄旅行は、車なしでも十分に楽しむことができます。那覇市内だけでも、首里城や首里城近くにある玉陵といった歴史的価値のある建造物や、国際通りといったショッピングも楽しめる場所が盛りだくさん。第一牧志公設市場では、カラフルな魚など普段は見ることのないような食材が並んでいるほか、2階で実際に料理してもらうこともできます。繁華街から少し離れた街並みも沖縄独特の風情があり、散策するだけでも十分に楽しめます。また、那覇市内までの送迎が付いているアクティビティもあるので、そういったものを利用するのもおすすめです。送迎付きのアクティビティとしては、本島中部の真栄田岬にある青の洞窟に行くものや、慶良間諸島でのシュノーケルや体験ダイビングなどもあります。那覇市内の観光のほか、美しい海や自然に触れるようなアクティビティにチャレンジしてみるのもいいですね。
沖縄は観光地として国内外から人気があるため、レンタカーのほかにも色々な移動手段を選ぶことができます。それぞれに特徴や注意すべき点があるので、観光の目的や同行者に合わせて最適なものを選んでみてはいかがでしょうか。特に、多くの観光客が訪れる時期は事前準備が欠かせません。道路が渋滞しがちなのはもちろん、観光地内でも混雑して思わぬ待ち時間が発生することも。時間に追われて焦ってしまわないよう、ゆとりのあるスケジュールを立てて、参加者全員で旅行を楽しめるといいですね。