旅行といえば、長期休暇中にするのがゆっくりできて良いですよね。エキゾチックな文化に溢れている沖縄には、本土では見かけない興味深いものや独自の食べ物などがたくさんあります。せっかくなので、そういったものをできるだけ時間をかけて体験したいものです。特に沖縄旅行は4泊5日であれば、たくさんの観光スポットに出かけたり、いろいろなことを体験できたりすることができます。そこで、4泊5日でできる人気のプランなどをいくつかご紹介しましょう。
せっかくの沖縄旅行なので、ゆったりできる観光スポットを巡ってみるのも楽しいでしょう。人気のコースとして、首里城や古宇利島、真栄田岬、万座毛などをまわるのがおすすめです。1日目は飛行機で移動して疲れも出やすいので、那覇空港の近場へ出かけるのが良いですね。那覇にある沖縄の代表的な観光スポットには、「首里城」があります。かつて沖縄で繁栄していた琉球王国の面影を見ることができますし、貸し衣装などもあるので素敵な思い出づくりができます。
2日目は首里城公園から古宇利島へ出かけましょう。首里城から古宇利島までは車で1時間以上かかりますので、トイレなどは先にすませておくほうが良いですね。沖縄本島と古宇利島を結んでいる古宇利大橋は、絶景ポイントとして有名です。橋の両側には美しい海がひろがっており、まるで海の上を車で走っているような感覚になりますよ。
3日目にはマリンスポーツで人気の真栄田岬でシュノーケリングやダイビングなどをして、沖縄の魚たちと間近で触れあうのがおすすめです。人間に慣れている魚が多いので、魚たちを目の前で見たいという方には特に人気です。泳ぐのが苦手な方は岬に整備された遊歩道があるので、沖縄の自生植物を眺めながら散策するのも楽しめるでしょう。また憩いの広場があり、ピクニックが可能なのでゆったりランチを食べることもできますね。
4日目には、万座毛で象の鼻のような形の岩を写真撮影するのも素敵です。万座毛はサンゴ礁が隆起したことによってできたものなので、そのように変わった岩が存在しているのです。遊歩道をのんびり歩いた後は、芝生に座って海を眺めながらリラックスした時間を過ごせます。万座毛の辺りは非常に海の透明度が高く、サンゴ礁を見ることもできますよ。
沖縄の那覇空港に到着したら、1日目はレンタカーを借りて「リザンシーパークホテル茶谷ベイ」へ移動しましょう。石川ICからは車で10分という近さにあります。こちらのホテルは目の前にビーチがあり、徒歩で1分もかからないのが魅力です。このビーチは全国快水浴場百選の特選に選ばれているほどの美しさなので、散策したり泳いでみたりするのが楽しいですよ。ビーチと隣接している屋外プールからビーチまで、水着のまま移動できるのも便利です。
2日目はホテルの朝食バイキングを堪能してから、まずは恩納村にある万座毛へ出かけましょう。サンゴ礁が隆起して出来上がった万座毛には、遊歩道から象の鼻に似た岩を眺められます。一番人気の絶景スポットなので、記念撮影をするのがおすすめですね。海の中には、美しいサンゴ礁や運が良ければ泳いでいる魚たちを見ることができます。万座毛から国頭郡にある美ら海水族館へ移動すると、大人気のジンベエザメが泳ぐ巨大水槽やイルカのオキちゃん劇場などを楽しめます。水族館のある本部町から同じ国頭郡にある今帰仁村へ行くと、有名な古宇利大橋があります。絶景を楽しみながら古宇利島へ渡り、昔からある古民家やさとうきび畑などを眺めながら、レンタサイクルで島を散策するのは人気の過ごし方です。
3日目には、辺戸岬で伊是名島や伊平屋島、鹿児島県の与論島や沖永良部島などを眺めるのも素敵です。天候が良い日の昼頃であれば、透明な海の中をきれいに見渡すことができます。次は、辺戸岬から沖縄の駅ちゃんぷるーへ向かいます。ランチは、「きじむなあ食堂」で琉球料理を堪能しましょう。ちゃんぷるー市場では、お土産も購入できます。子どもも楽しめる、沖縄ならではの材料を使ったアクセサリー作りができるブースもあるので、記念に何か作ってもいいですね。最後に、琉球村内の中央広場もしくはキムジナー劇場で開催されている絵巻行列「道ジュネー」を堪能しましょう。民謡や琉球芸能、エイサーショーなど沖縄ならではのエンターテイメントとなっています。
家族で沖縄を4泊5日で旅行するときには、ホテルから移動できる観光スポットを中心に楽しむこともできます。1日目は那覇空港に到着したら、レンタカーを使って海岸線をドライブしながら座喜味城跡へ出かけましょう。「続日本名城100選」に選ばれている名城で世界遺産の座喜味城は、結婚式の写真撮影をする場所としても人気です。このお城跡の最も高い場所からは、読谷村の全てを見渡すことができますよ。到着日なので、この日はとりあえず宿泊する「ルネッサンスリゾートオキナワホテル」にチェックインします。ホテル1階にある「近畿日本ツーリストデスク」では、各観光施設の割引券が販売されています。行きたい観光スポットのものがないか、問い合わせてみるのがおすすめです。
2日目はホテルでバイキングを食べてから、まずはイルカショーやジンベエザメが大人気の美ら海水族館へ移動します。イルカショーは、水族館そばにあるオキちゃん劇場で見ることができますよ。水族館を楽しんだら、昼食後に古宇利オーシャンタワーまでドライブです。タワー内には、1万点以上の貝を展示した「シェルミュージアム」があります。中でも注目したいのは、沖縄で魔除けといわれている「スイジガイ」です。親子向けのワークシートもありますよ。また隣接してシェルショップもあるので、お土産も購入できます。3日目はルネッサンスリゾートオキナワホテル内にあるドルフィンプログラムを見たり、アクティビティで遊んだりしましょう。イルカと記念撮影ができるので、素敵な記念になりますよ。屋内プールやルネッサンスのマリーナで楽しめる護岸釣りなど、親子で遊べるものもあります。
4日目は沖縄の世界遺産「中城城跡」へ足を運んで、琉球時代の名残を感じてみるのもロマンティックですね。城内には、首里にいた王を拝む首里遙拝所や神の島といわれている久高島を拝める久高遙拝所など、8つの拝所があります。時間があればまわってみるのも良いでしょう。中城城内を出たら那覇へ移動し、沖縄で最も有名なお城「首里城」を見学して貸し衣装体験をするのがおすすめです。沖縄の伝統的な衣装を着ることができますよ。また、那覇といえば「国際通り」も人気です。国際通りでは、沖縄の台所と呼ばれている「第一牧志公設市場」で新鮮な沖縄の素材を使った料理を堪能しましょう。
最終日の5日目は、沖縄平和祈念堂もしくは瀬⻑島ウミカジテラスへ出かけるのがおすすめです。戦争を二度と起こさないようにという願いをこめて開堂した沖縄平和祈念堂は、子ども達にも知っておいてほしい場所です。一方で、瀬⻑島ウミカジテラスは那覇空港まで車で15分程度という近さなので、ぎりぎりまで沖縄で遊べる場所です。食事もお土産購入もできるので、ゆったり過ごすのであれば瀬⻑島ウミカジテラスが良いでしょう。
沖縄旅行を4泊5日ですると、時間的な余裕をつくることができます。たくさんの観光スポットをゆっくりと時間をかけて楽しみたい方にはおすすめですね。親子で遊べるアクティビティなどもいろいろとありますので、おすすめのプランやホテルなどを参考にしてみましょう。独特の文化や歴史がある沖縄は、日本国内にいながら異国情緒を感じられ、非日常的な旅をできます。