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沖縄の離島へは飛行機でも行けるの?

数多くの離島がある沖縄。きれいなビーチで泳げる、絶好のダイビングスポットがあるなど、離島によって魅力はさまざまです。そのため、離島は人気の旅行先となっていますが、「離島までの交通手段がわからない」「行くまでが大変そう」など、旅行をあきらめてしまう人もいるのではないでしょうか。実は、離島には直通便を利用できるところが多くあり、中には東京や大阪などから直通便で行ける離島もみられます。飛行機にはフェリーなどに比べて早く移動できるという魅力があるため、余裕のある旅行を楽しみたい場合に便利でしょう。そこで、飛行機で行ける離島について紹介します。

石垣島へ飛行機で行こう!

川平湾

シュノーケリングなどのアクティビティが楽しめる「石垣島サンセットビーチ」や、日本百景にも選ばれた美しい「川平湾」、おいしい「八重山そば」など、たくさんの魅力にあふれる石垣島。石垣島は飛行機を利用して行ける離島で、羽田空港や関西空港、伊丹空港、名古屋の中部国際空港、福岡空港、那覇空港との間に直通便が運航しています。
到着までにかかる時間は、羽田空港から石垣空港までが約3時間、関西空港や伊丹空港、中部国際空港からが約2時間30分、福岡空港からが約2時間、那覇空港からが約1時間です。また、石垣空港から近隣にある離島との間にも直通便の運航があり、宮古島や与那国島との間を約30分で移動することができます。
石垣空港到着後の交通手段を確認しておくことも大切です。空港から市街地などへの移動手段には、バスやタクシー、レンタカーがあります。レンタカーを利用する場合は、満車などを避けるため、事前に予約をしておくと良いでしょう。

宮古島への直通便を利用しよう!

与那覇前浜ビーチ

宮古島には、東洋一白い砂浜といわれる「与那覇前浜ビーチ」や、大きなアクリルパネル越しに海中の様子が観察できる「宮古島海中公園」など、たくさんのビーチや観光スポットがあります。グルメも充実しており、おいしい「宮古牛」や「島おでん」などが味わえます。このような魅力を持つ宮古島は、飛行機が利用できる離島です。宮古島にある宮古空港には、羽田空港や関西空港、中部国際空港、那覇空港から直通便が運航しています。石垣島や多良間空港といった近隣の離島との間にも運航があるため、離島を巡りたい場合にも便利でしょう。
フライト時間の目安は、羽田空港からが約3時間、関西空港や中部国際空港からが約2時間30分、那覇空港からが約50分です。石垣空港からが約35分、多良間空港からが約25分となっています。
宮古空港から市街地や観光地などへのアクセス方法には、バスやタクシー、レンタカーがあります。バスは本数があまり多くないため、状況によってはレンタカーを予約する、ホテルの送迎バスを利用するといった方法を考えておいた方が良いかもしれません。

ほかの離島便は?

はての浜

久米島も人気の離島のひとつで、有名なビーチには、その透明度の高さから「東洋一の美しさ」などと絶賛される「はての浜」があります。久米島空港には那覇空港との間に直通便が運航しており、所要時間は約30分です。また、7月の半ばから8月の末頃まで、期間限定にはなりますが羽田空港との間に直通便が運航する年も多くみられます。羽田空港から久米島までのフライト時間は約2時間30分、久米島から羽田空港へは那覇空港を経由する必要があるため約3時間45分となっています。
「絶海の孤島」と呼ばれる南大東島は、ノスタルジックな雰囲気がただようことや、雄大な自然を楽しめることから注目を集めている離島です。南大東島への飛行機は那覇空港と、すぐ隣の島である北大東島からのみ運航しており、那覇空港からは約50分、北大東空港からは約20分となっています。那覇空港との間に運航している飛行機は、曜日や時間帯によって北大東を経由することがあるため、その場合は到着までに2時間ほどかかります。
与那国島は、日本最西端の島です。海底遺跡を見られるスポットがあるため、ダイバーにも人気の離島となっています。与那国島には石垣空港の他、那覇空港からも飛行機で行くことができ、所要時間はおよそ1時間20分です。石垣空港を経由する便もあり、その場合は到着までに2時間以上かかります。
多良間島は宮古島の西側にある小さな離島で、「多良間ブルー」と呼ばれるほど美しい青色の海が有名です。多良間島には、宮古空港からのみ飛行機が運航しています。そのため、多良間島に飛行機を利用して行くときは、宮古空港で乗り継がなければならない場合がほとんどです。

まとめ

このように沖縄の離島には、飛行機が利用できるところがたくさんみられます。直通便が運航している島であれば、移動がスムーズにできるなど、余裕を持って旅行が楽しめるでしょう。もし直通便がない離島に行きたい場合は、直通便のある離島に行き、その島からフェリーを使って移動する方法があります。宮古島から伊良部島など、島と島との間に橋がかかっている場合は、レンタカーやバスを使っての移動も可能です。
また、離島行きの飛行機の中には季節によって運航時間が変更になったり、運休になったりする便もみられるため、予約時によく確認しましょう。さらに、羽田空港や関西空港など、本州と沖縄の離島との間に運航する飛行機は、便数が多くないものがほとんどです。そのため、ゴールデンウィークや夏休みなど、人気のシーズンにはすぐに席がなくなってしまいます。飛行機が混み合うことが予想される場合は、早めに予約を取るようにしましょう。早めに予約をすることで、お得な運賃で搭乗できることもあります。美しい海や豊かな自然に恵まれ、その島独特の文化が楽しめる離島。飛行機を上手に利用して、離島旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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