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沖縄本島から気軽に行ける離島は?日帰りもOK!

海に囲まれた沖縄県には、有人島、無人島を含め160もの島々が点在していることをご存じでしょうか。沖縄本島と橋でつながっている島から、数百km離れた文字通りの離島まで、沖縄本島とはひと味違った魅力にあふれる島々は訪れる人々を引きつけてやみません。そのなかから、沖縄本島から近く、気軽に日帰りで訪れることができる離島をご紹介します。

橋を渡って離島へ!気軽に行ける瀬長島image

橋を渡って離島へ!気軽に行ける瀬長島

瀬長島は、那覇空港のすぐ近くにある離島です。沖縄本島と橋でつながっているため、船や飛行機に乗る必要がなく、沖縄本島からの所要時間は自動車でおよそ15分と気軽に訪れることができます。周囲2kmにも満たない小さな島ですが、自然のままのビーチが美しく、海を眺めながらのバーベキューやビーチパーティーにぴったりの離島です。また、島内にある温泉つきのリゾートホテル「琉球温泉瀬長島ホテル」では宿泊のほか日帰り入浴も可能で、オーシャンビューの露天風呂からは沖縄の海を眺めることができます。さらに、2015年にはセレクトショップや沖縄料理が楽しめるレストランが入る「瀬長島ウミカジテラス」が誕生し、沖縄グルメを楽しんだり、おみやげを選んだりと、瀬長島は一日中遊べるレジャースポットとなりました。傾斜地に建てられた白壁の建物と青い海のコントラストが美しく、そこにいるだけでリゾート気分を満喫できます。また、那覇空港に近く、離着陸する飛行機を大迫力で見られるのもポイントです。

座間味島で絶景を独り占め!image

座間味島で絶景を独り占め!

座間味島は、座間味諸島を構成する島のひとつで、沖縄本島から西に約40km離れたところに位置しています。那覇市の泊港から高速船で50分、フェリーでは90分で行くことができ、日帰りでも十分に楽しむことが可能な離島です。座間味島には海抜137mの高月山をはじめとする高所があり、各地に点在する展望台からは、ケラマブルーと呼ばれる慶良間諸島の青い海と大空が織りなす雄大な絶景を味わうことができます。アップダウンのある地形は島の特徴のひとつで、高低差を生かしたノルディックウォーキングなど、ほかの離島とはひと味違ったレジャーにチャレンジすることができるのも魅力です。ここでは沖縄の新たな一面に出会えるかもしれません。また、座間味島と島内にある古座間味ビーチは、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得したほど世界的にも認められた観光地です。真っ白なコーラルサンドの砂浜が広がる古座間味ビーチは、透き通った海でシュノーケリングやシーカヤックといったマリンスポーツを楽しむことができる場所として人気を集めています。

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沖縄の原風景が広がる浜比嘉島!

浜比嘉島は、うるま市にある勝連半島の東沖約3kmに位置する、車で行ける離島のひとつです。那覇市内からは高速道路を利用して1時間半ほどで、途中の海中道路と浜比嘉大橋は絶景のドライブスポットとして人気を集めています。海中道路の中ほどにある「海の駅あやはし館」は、ランチやショッピングのほかマリンスポーツも楽しむことができるちょっとしたレジャースポットです。
浜比嘉島は琉球の始まりの島、神々が住む島ともいわれています。島内にはシルミチュー霊場、アマミチューの墓といった琉球の神々にまつわる場所があり、浜比嘉島全体がパワースポットといわれるのもうなずけます。シルミチュー霊場は、琉球の地を創り開いたとされるアマミキヨとシネリキヨの二神が暮らし、子をもうけたという洞窟で、神話にあやかり子宝祈願の参拝客が訪れる場所です。アマミチューの墓はアマミキヨとシネリキヨをはじめ、琉球の神々がまつられている神聖な場所で、毎年祭事が行われています。また、赤瓦の琉球古民家など、沖縄の原風景が色濃く残る島でもあり、のんびりと流れる時間の中で沖縄らしさを味わえるのも魅力です。

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ダイビングにおすすめの渡嘉敷島

渡嘉敷島は、那覇市の西方およそ30kmに位置する、慶良間諸島でもっとも大きな島です。那覇市の泊港から高速船で約35分、フェリーで約70分という近さで、日帰りでダイビングを楽しむのにぴったりのロケーションとなっています。渡嘉敷島で楽しみたいのは、美しいビーチでのダイビングです。島内には体験ダイビングができるダイビングショップがいくつかあるので、ダイビングは初めてという方も気軽にチャレンジしてみてください。なかでも、島内の渡嘉志久ビーチは、ウミガメが住んでいるビーチとして人気のスポット。運が良ければウミガメと一緒に泳ぐこともできます。また、島のメインビーチである阿波連ビーチはサンゴ礁を見られる場所として有名です。サンゴの間をカラフルな熱帯魚が泳ぐ光景には、渡嘉敷島だからこそ見られる美しさがあります。抜群の透明度を誇るケラマブルーの海中は、熱帯魚が悠々と泳ぎ、差し込む太陽の光がきらきらと輝く別世界です。ダイビング初心者から上級者まで、どんな人でも楽しめる渡嘉敷島は、まさに南の楽園といえるでしょう。

まとめ

離島は行くのが大変なのでは、といった印象が先に立ってしまいがちですが、このように沖縄本島から日帰りで遊びにいける島はたくさんあります。沖縄の離島はそれぞれ独自の魅力を持つ島ばかりですので、ぜひ気軽に日帰りレジャーを楽しんでみてください。

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